投稿 2022年5月14日
更新 2022年5月14日
専門用語の数:多
ふと使いたいときに、構文やオプションまではっきり覚えていない場合が多々あります。
なので個人的によく使うコマンドやオプションをまとめました。
あくまで個人的なので、全てのパターンを記載するようなものでは無いのでご了承ください。
ちなみにある程度コマンドの基本はわかっている体で紹介しています。
キーワードがちょっとあいまいな時、「-i」で大文字小文字区別せず検索します。
あとはディレクトリ配下すべて「-r」で検索します。
grep -i -r "検索文字列" /
特定のディレクトリは検索対象に外したいとき、「--exclude-dir」を指定します。
あとはディレクトリ配下すべて「-r」で検索します。
ディレクトリ名を値として指定します。
grep --exclude-dir=var -r "検索文字列" /
複数指定する場合は、{}内にカンマ区切りで指定します。
grep --exclude-dir={proc,tmp} -r "検索文字列" /
オプションなしでも正規表現を使用できます。
ただし、一部の正規表現しか使用できないので、「-E」を指定します。
grep "正規表現キーワード" /
grep -E "正規表現キーワード" /
設定ファイルから、バージョンを取得したいみたいなときに使います。
正規表現を指定して、そのままパイプでつないで他のコマンド等に使います。
ディレクトリ内検索では使用できないので、ご注意ください。
grep -E "正規表現キーワード" ./setting.conf | mkdir
「-name」の後に、ファイル名を指定して検索します。
ワイルドカード「*」も使用できます。
find / -name "*ファイル名*"
検索対象ファイルに対して、「-exec」の後にコマンドを実行できます。
{}は全ファイル指定に、\;は固定で最後に指定します。
find / -name "*.tmp" -exec rm {} \;
指定した親ディレクトリがなくても、すべて作成します。
mkdir -p ./var/logs/access
作成時に「-m」でパーミッション指定します。
mkdir -m 644 ./work
確認なしで上書きします。
cp -f ./setting.conf ../conf/setting.conf
コピー先をディレクトリにすると、同名でコピーします。
cp -f ./setting.conf ../conf/
ワイルドカード「*」も使用できます
cp -f ./*.conf ../conf/
コピー元の中身もすべてコピーします。
cp -r ./conf/ ./backup/
確認なしで上書きします。
mv -f ./setting.conf ../conf/setting.conf
ディレクトリを削除するには、「-r」を指定します。
rm -r ./conf/
再帰的に権限を変更します。
chmod -R 755 ./web/
findコマンドを併用することで、ファイルのみパーミッション変更します。
find . -type f -exec chmod 644 {} \;
findコマンドを併用することで、ディレクトリのみパーミッション変更します。
find . -type d -exec chmod 755 {} \;
再帰的に「ユーザ:グループ」を変更します。
chown -R web:users ./web/
「-a」ですべての接続を表示、
「-n」で名前解決をせずに表示、
「-t」でtcpのみを表示、
「-p」でプロセスIDとプログラム名を表示します
netstat -antp
「service」コマンドは、サービス名の後に操作、
「systemctl」コマンドは、操作の後にサービス名です。
よくごっちゃになります。
service httpd restart
systemctl restart httpd
問題があり通常の「kill」コマンドで終了できない場合、
「-KILL」を指定することで強制終了させます。
kill -KILL 12345
「-r」で再起動、さらに「now」を指定して即時再起動します。
shutdown -r now
個人的によく使うコマンドまとめでした。
あくまで備忘録程度なので、何かの参考になれば幸いです。
以上、ここまで見ていただきありがとうございます。
皆さまの快適な開発ライフに、ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。
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