ネットワークが高速化?リンクアグリゲーションとは?
リンクアグリゲーションとは
複数のLANケーブルを1本のLANケーブルとして扱う技術のことです。
物理的に2本以上あるLANケーブルを、
仮想的にあたかも1本かのように使用することを言います。
イメージ
LANケーブルを「車が通る道路」と例えると、
LANケーブルが増えるごとに、車線が増えるイメージです。
1本のLANケーブルだと1車線道路ですが、
2本のLANケーブルだと2車線道路になる。
シンプルに車の流れが速くなりますよね!
ただ道路と同じく、空いているときの速度は変わりません。
法定速度は一緒ですからね…。
メリット
通信速度が速くなる
シンプルにLANケーブルが増えているので、通信できる量が増えます。
そのため、通信速度が速くなります。
障害に強くなる
もし1つのLANケーブルに障害が発生し、通信できない状態になったとしても、
残りのLANケーブルで通信が可能なため、継続して通信が可能になります。
デメリット
リンクアグリゲーション対応端末
LANケーブルを接続している両端末が、リンクアグリゲーション設定に
対応していないと使用できません。
ただ単にLANケーブルを複数本刺すだけだと、
通信がループしないよう、1つのLANケーブルだけを使用します。
リンクアグリゲーション設定を行い、
LANケーブルを複数本刺さないと適用されません。
まとめ
聞きなじみのない「リンクアグリゲーション」の説明でした。
サーバを扱う人だと、知っていて損はない知識ですね。
こういう細かいところで差が出てきますからね…。
以上、ここまで見ていただきありがとうございます。
皆さまの快適な開発ライフに、ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。