投稿 2024年7月28日
更新 2024年7月28日
WindowsへのGitインストール手順
はじめに
何回かGitのインストールをする機会がありましたが、
毎回選択肢が多すぎてわからなかったので、Windowsでのインストール手順をまとめてみました。
今回はGit2.45.2バージョンでの手順になります。
簡単に設定項目の説明を書いているのでご参考までに。
バージョンによっても変わってくるので、ついていくのに大変ですね…。
Gitダウンロード
Git公式ページでDownloadをクリックし、インストーラーをダウンロードします。
ダウンロード出来たら、インストーラーを実行します。
Gitインストール
ライセンス
Nextをクリックします。
インストール先フォルダ
インストールするフォルダを決めます。
特に気にしないのであれば、そのままで大丈夫です。
Nextをクリックします。
コンポーネント
インストール時の設定を決めます。
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Additional icons
-
On The Desktop
- デスクトップにショートカットアイコンを追加します。
-
Windows Explorer integration
-
Open Git Bash here
- 右クリックメニューにGit Bashを開けるメニューを追加します。
-
Open Git GUI here
- 右クリックメニューにGit GUIを開けるメニューを追加します。
-
Git LFS(Large File Support)
-
Associate .git* configuration files with the default text editor
- .git*ファイルをデフォルトエディタに関連付けします。
-
Associate .sh files to be run Bash
-
Check daily for Git for Windows updates
-
Add a Git Bash Profile to Windows Terminal
- WindowsターミナルにGit Bashプロファイルを追加します。
-
Scalar(Git add-on to manage large-scale repositories)
Nextをクリックします。
スタートメニューの名前を入力します。
不要であれば下の「Don't create a Start Menu folder」にチェックを入れます。
Nextをクリックします。
デフォルトエディタ
Gitで使うデフォルトエディタを選択します。
Gitクライアントツール等のGUIを使用するなら、あまり気にせずVimでよいと思います。
お好きなエディタがあれば選択し、Nextをクリックします。
初期ブランチ
リポジトリの初期ブランチ名を指定します。
-
Let Git decide
- Gitに任せます。
- 今時点ではmasterブランチになります。
-
Override the default branch name for new repositories
- 時代の変化によりmasterという単語がよろしくない風潮になったため、mainにする流れになってきているみたいです。
- 好きな名前に変更できますが、特に理由がなければmainにします。
Nextをクリックします。
パス設定
gitをどこまでパスを通すか設定します。
-
Use Git from Git Bash only
-
Git from the command line and also from 3rd-party software
- コマンドラインとサードパーティ製ソフトウェアにパスを通します。
- 特に理由がなければこちらでよいと思います。
-
Use Git from Git Bash only
- Gitとオプションのunixツールにパスを通します。
Nextをクリックします。
SSH
使用するSSHを選択します。
-
Use bundled OpenSSH
- バンドルされているssh.exeを使用します。
- 特に理由がなければこちらでよいと思います。
-
Use external OpenSSH
- 外部のssh.exeを使用します。
- 元からバンドルされているものはインストールされません。
Nextをクリックします。
SSL
https通信時に使用するツールを選択します。
-
Use the OpenSSL library
- OpenSSLライブラリを使用します。
- 特に理由がなければこちらでよいと思います。
-
Use the native Windows Secure Channel library
- Windows証明書ストアを使用して検証を行います。
Nextをクリックします。
改行コード
改行コードを設定します。
-
Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings
- チェックアウト時はCRLF、コミット時はLFに変換します。
- あまりおすすめはしません。
-
Checkout as-is, commit Unix-style line endings
- チェックアウト時はそのまま、コミット時はLFに変換します。
- 会社等でルールが決まっているなら、そのルールに合わせましょう。
-
チェックアウト時はそのまま、コミット時もそのままにします。
- 改行コードは変換しません。
- 会社等でルールが決まっているなら、そのルールに合わせましょう。
Nextをクリックします。
GitBash
Git Bashで使用するエミュレーターを設定します。
-
Use MinTTY(the default terminal of MSYS2)
- MinTTYを使用します。
- 特に理由がなければこちらでよいと思います。
-
Use Windows' default console window
Nextをクリックします。
git pull
git pull時の動作を設定します。
-
Fast-forward or merge
- デフォルトの挙動です。
- 特に理由がなければこちらでよいと思います。
-
Rebase
-
Only ever fast-forward
Nextをクリックします。
Git Credential Manager
リモートに接続する際の認証ヘルパーを設定します。
-
Git Credential Manager
- 標準の認証マネージャーを使用します。
- 特に理由がなければこちらでよいと思います。
-
None
Nextをクリックします。
追加設定をします。
-
Enable file system caching
- キャッシュ機能を有効にします。
- パフォーマンスが大幅に向上するみたいです。
-
Enable symbolic links
- シンボリックリンクを有効にします。
- Windowsでシンボリックリンクを扱うには、別途Windows側の設定も必要になります。
Nextをクリックします。
実験的オプション
実験的なオプションを設定をします。
安定しているかわからないため、基本的にはチェックしなくてよいかと思います。
-
Enable experimental support for pseudo consoles.
- NodeやPythonなどをネイティブコンソールで実行できるようにします。
-
Enable experimental build-in file system monitor
- 多数のファイルへのgit status, git add, git commitなどの、一般的な操作を高速化します。
Installをクリックします。
これで、インストールが終われば終了です。
長らくお疲れさまでした。
まとめ
WindowsにGitをインストールする方法をまとめてみました。
ここまでインストールに手間のかかるインストーラーは、Gitしか見たことないですね。
以上、ここまで見ていただきありがとうございます。
皆さまの快適な開発ライフに、ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。
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